山焼きとか

奈良県若草山の山焼き、今年は1月25日でした。

不謹慎な気もしたので記事にするのを控えていましたが、2月にオーストラリアの山火事が大雨の影響で収束へ向かっているというニュースがありましたので日記程度に。

山を焼くのには理由があって神事とともに行われる伝統的な行事でもあるのですが、夜のニュースでも報道している局が少なく感じると義理の叔父が言っていました。同時にオーストラリアの山火事を報道していましたのでね。

今年は前日までの雨のせいかあまり盛大には燃えていなかったように感じました。いつも近くから見るので今度は遠くから全景を眺めてみたいと思います。

 

翌日は万葉文化館へ行く予定でしたが、また寄り道をしすぎて前を通り過ぎるだけになってしまいました。

訪れたのは宗我坐宗我都比古神神社(そがにいますそがつひこじんじゃ)、甘樫丘展望台、明日香村埋蔵文化財展示室、水落遺跡、藤原宮跡資料室。いつものように駆け足で、藤原宮跡資料室に至っては入口のガイドさんの話だけで時間切れとなりました。

 

我坐宗我都比古神社は橿原市曽我町にあり延喜式神明帳にある式内社。古代豪族蘇我氏に関係する神社だそうで祭神は宗我都比古大神と宗我都比売大神。境内は梅の木が多く良い香りが漂っていました。駐車場は2台分ありますが踏切付近なので注意が必要です。

 

樫丘展望台(明日香村)は毎日の散歩コースにしたい眺めの良い丘で、大和三山と飛鳥をぐるっと見渡すことができかなりおすすめですが、残念ながら無料の駐車場は見当たりませんでした。

yamatoji.nara-kankou.or.jp

 

日香村埋蔵文化財展示室は明日香村の出土遺物等が展示されてあり、中でも目を引くのは牽牛子(けんごし)塚古墳(明日香村)の閉塞石の一部・内扉。ガイドの方がおられて丁寧に説明をしてくださいました。拝観は無料で農産物等販売をしている「あすか夢の楽市」のすぐ隣にあります。

asukamura.jp

 

落遺跡は前回飛鳥資料館で学んだ水時計の遺跡です。水時計の理解がまだ追いついていませんが古代ロマンを感じます。「あすか夢の楽市」駐車場の敷地のすぐ横にあります。

水落遺跡

水時計の説明書きもあります

原宮跡資料室は帰宅直前に駆け込んだら入口で親切なガイドさんが熱く語るのを共感しながら話していたら時間切れとなってしまいましたが、とにかくロマンあふれるこの飛鳥の宮をもっと知りたいと思いました。また次回寄ります。注目は基準資料室で全国の遺物の分類や遺跡の年代を決定するのに重要な資料が展示してあります。

www.nabunken.go.jp

 

駆け足でしたがまたひとつ勉強になりました。次回は寄り道せずに万葉文化館へたどり着けるかな、どうかな。