神宿る②

出雲の旅のナビゲーター☆
出川卓+出川通 『出雲歴史ワンダーランド』 言視舎
 
日本神話を知らないことには、古代出雲の歴史はのみ込めない。
でも日本書紀から読んでられないので、ざっくりとこの本を読んで予習。
 
 
とにかくたくさん神様が登場する。そしてその名前がややこしくて長い!
しかもひとりの神様にいくつも名前があったりする。
 
神様たちの名前と格闘してなかなか内容が入ってこなかったけど、慣れればなんとか。
神様の分類と関係の図が載っていて、これがわかりやすくておもしろかった。
 
※ ※ 
 
出雲大社に参拝した後、お隣の古代出雲歴史博物館に行った。
おとなも子どもも楽しめる盛りだくさんの内容。
常設展示、企画展示、合わせて3時間くらい滞在したけどまだ足りない。
 
出雲大社ってそんなに大きかったの?なんで?」
「なんで大量の青銅器が島根で出土したの?」
「神話ってどんなお話?」
 
だいたいこんな感じでワクワクが止まらなくなる。
 
その範囲は出雲にとどまらず、朝鮮半島や大和、渡来人や有力豪族との関係、
さらには天皇日本書紀の編纂に至るまで、次から次へと繋がっていく。
 
頭の中ハテナのお花畑になりながらも探究心は増すばかり。
歴史学者の磯田さんが心底楽しそうに「ミステリーですね~」と声を震わせるような、そんな感じ。
 
出雲って本当におもしろい!!