アオバズクのこと

アオバズクはフクロウ科フクロウ目アオバズク属。フクロウの仲間です。

6月頃から、お散歩コースにある神社にアオバズクが戻ってきて、毎日カメラマンが三脚を立てて撮影しています。

 

ほぼ毎日お参りしてましたが、小さな神社ですので、動物を撮影している人が居ればさすがに鈴を鳴らすのも拍手をするのも気が引けて、

近頃は撮影する方がどんどん増えて、神社に入るのも部外者侵入のようなものすごい視線を浴びるのでお参りしなくなりました。

 

数ヶ月お参りできないからといって死ぬわけでもないし、ヒナが無事に巣立って来年また戻ってきてくれればなぁと思います。

 

台風でたくさん木が倒れたり、開発で桜並木がばっさりなくなったり田んぼが減ったり、山の景色下半分が住宅地に変わったり。

身近な自然が減っていって寂しいですが仕方ないのかな。

 

それでもまだ、春にはイソヒヨドリが目覚まし時計になったり、初夏からは一日中テープ回してるみたいにウグイスが鳴いていて少し安心します。

 

追記

今朝もアオバズクの居る狭い神社は多くの人で賑わっていました。

アオバズクは洞で睡眠中のようでした。

 

カメラの先を見上げていると、ひとりのおじさんが「昨日ええのが撮れた。見るか?」と撮影したアオバズクの写真を見せてくれました。

2羽がきらりと特徴的な目で大きな羽を伸ばしていました。

 

強面のおじさんたちですが、木の上を眺めてふわっとやさしそうな笑顔になるのを見て、どういうわけか救われたような気分になりました。