明日香のこと
親戚が奈良県の橿原市に住んでいて、行ったついでによく明日香に寄ります。
今回は飛鳥資料館に行ってきました。
宮殿とか豪族とか。全然読めなくて意味も分からなくて覚えられなかった悪夢の氏姓制度とか。「あーこれ習った」と教科書を読んでいるようでした。
日本で最初の水時計「水落遺跡」の模型があって、漏刻の水の流れとかがランプで光るんですけど、5分くらい眺めていましたが残念なことにこれが全く理解できませんでした。
教科書か資料集かで見たことのあるような像「石人像」「須弥山石」の実物が館内ありました。飛鳥時代の噴水です。
下の写真は飛鳥資料館の庭園のレプリカで、「こんな感じの噴水だったよ」というのがわかります。本当は左の女性の口からも水が出ているはずなのですが。
明日香村にたくさんある謎の石造物たち。
小学校のときの明日香村の遠足で、ウォークラリーのチェックポイントがこの石造物たちで、しんどかった思い出しかありませんでしたが、今ならその謎の石にロマンすら感じることもできます。
飛鳥資料館には山田寺の東回廊の再現も展示されています。
1982年の発掘調査で、倒れた東回廊がそのまま土に埋もれているのが見つかり、世界最古の木造建造物である法隆寺よりも古く大変貴重な資料だそうです。
帰りに「あすか夢の楽市」という野菜の直売所に寄ったら、「明日香村埋蔵文化財展示室」が隣にあったのですが「選挙の投票所の準備」で閉まっていました。
すぐ隣には頭を悩ました水落遺跡があったのですが時間がなかったので寄りませんでした。次行くときには漏刻のしくみを理解していこうと思います。