ネコザメ

こんな奇妙な形の卵知らない。

実家でつけっぱなしのテレビに、
海岸に打ち上げられた、黒い奇妙な形のプラスチックのごみのようなものが映って目に留まった。

卵がなんとか聞こえたけど、まさかその物体を卵だと思わないので、
テレビに近づいてよく見てみると、
やっぱり卵とは信じがたい物体が海岸に落ちていた。

ネコザメというサメの仲間の卵で、昆布色したドリルのような、
生き物の中からこの形が出てくるとは思えない人工的な形をしていた。

流されず、岩の間にうまく挟まって固定されるようにこんな形をしているらしい。

もっと不可解なのが、
メスが一生懸命流れないように産卵して、せっかくうまく挟まってる卵を
なんと別のネコザメが一生懸命取り出して食べるらしい。

初めは、うまく挟まらなかった卵をオスがくわえて運び、
安全な場所に移していると思われていたが実は食べていた、という残念な事実。

「産卵期に栄養が必要で、栄養豊富な卵を食べる」ということらしいけど、
別の食べ物なかったん?

いろんな生き物がいておもしろいなあとつくづく思う。

ボタンクサギ

用事で奈良に行ったので明日香に寄った。

 
前回は高松塚古墳に行き、今回はキトラ古墳に行ってみた。
高松塚は子どものときに行ったらしいけど全く覚えてない。
キトラ古墳は初めてだ。
 
キトラ古墳の壁画保存管理施設で、
7月21日から壁画の「朱雀」が公開されますよと職員の方が教えてくれた。
 
厚いガラスの向こうの暗い部屋で、棺のような箱が並び、
壁画が静かに眠っている光景とその設備に感動した。
 
帰りに稲淵の棚田に寄った。
前回は彼岸花と案山子の時期に来たけど、梅雨の田んぼも好きなので散歩した。
するとアジサイに似た初めて見る花があった。
 
アジサイの仲間と思っていたら、
ボタンクサギという花で臭木の仲間のようだ、多分。
 
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化身

兵庫県豊岡市玄武洞に行きました。

玄武洞

玄武洞
なかなか迫力がありました。
玄武の姿に見えることから名付けられたそうです。また、玄武岩の名の由来になっているそうです。
 
そんな話を1時間半くらい聞いて駐車場に戻る途中、足元に黒いものが・・・
「玄武や!玄武が死んでる!」
と旦那さんを呼び止め、
「死んでる?死んでる?」とふたりでじーっと眺めました。
 
 
八雲山でオロチが出て(蛇でした)、
玄武洞で玄武が死んでたので(蛇でした)、
親に話すと「ぎゃーっ」と言って聞いてくれなかったのでここに書きました。
最近図鑑で毒蛇を覚えようとしていますが、けっこう気持ち悪くなってきました。
 
 
ちなみに玄武洞公園ではガイドさん(有料)がいらっしゃるので、お願いした方が絶対楽しめます。

www.kinosaki-spa.gr.jp

 

休憩はこちらがおすすめです。サイトも美しいです。

genbudo-museum.jp

神宿る③

島根県雲南市に、日本初之宮と言われる「須賀神社」という神社があって、

夫婦岩で有名な奥宮が、同じ雲南市の八雲山にあります。
 
※ ※ ※
 
須賀神社に参拝した後、軽い気持ちで奥宮まで足を伸ばしてみて、
同じく軽い気持ちで夫婦岩のサイドに続く道を進んでみると・・・
 
本格的な登山になって、えらい大変な思いをしました。
 
毎度下調べ不足です。
飲み物ない、カメラない、しかもサンダル。
 
※ ※
 
先の見えない登山に夫婦無言になって登っていると、
後方で黒いものがガサガサっと・・・
 
「オロチや!ヤマタノオロチや!」と、
旦那さんを呼び止めたときにはもう蛇の姿はありませんでした。
 
 
結局意地で頂上まで登ってしまいました。
頂上には、とんでもなくすがすがしい景色が待っていました。
 
厳かな雰囲気でした。
 
 
のどが渇いたどころではなく、下山したら禊の水で水分補給。
 
「これ飲んでいいん?」
「不老長寿って書いてるからええんちゃう?」
 
と、わけのわからん会話をしながらがぶ飲みして、
全身が潤って生き返ったような気になりました。
 
礼儀を失した参拝で罰が当たらないか心配です。
 
 
 
 
 

おみやげに

山陽道瀬戸PAでおみやげに買ってもらったれもん味です。

 
敷島堂 瀬戸内れもんサブレ 5枚入 540円(税込)
爽やかでやさしいレモン味でした。
 
やまだ屋 レモンもみじ ばら売り(値段忘れた)
さっぱりしていて食べやすかったです。
 
れもん味がたくさんあって選ぶのに悩みましたが、
結局れもんサブレが一番好きで、結局それ程甘いものが得意ではないことに気付きました。
 
 

ことばあそび

はんこ着なさいと言われて、それをはんこだと思っていたら人には通じなかった、そんな事がたまに起こる。

方言なのか我が家だけの言い方なのか。
スクランブルエッグなんて高級そうな言葉を知らなくて、ずっと「卵のほろほろ」という食べ物だと思っていた。

雨が少し降っている状態を「(雨が)ぴりぴりしてる」と言う。

畑にまくもみ殻を「すくも」と呼ぶ。

母方全員が使う「なんば」はとうもろこしだとわかった。

※ ※

日常生活では一切使わないのに人前で「だんない」を誇らしげに使う父。

おばあちゃんと呼ばれたくない一心で孫に「あーちゃん」と呼ばせる心理を方言だと曲げない義兄。

柑橘類全てを「おみかん」、豆類全てを「お豆さん」、サンド系のファストフード全てを「バーガー」と言う義母。

相手を試すようにちょっと難解な方言をわざと使ってくる兄。それ絶対日常生活で使ってへんし。



大判焼き」は回転焼きで、「豆ごはん」は赤飯で、「カットバン」はバンドエイド。

誰に対しても言う「しよる、やりよる、しやる、やりやる」が上から目線としか思えない。

「げっきょくの駐車場」と聞いて育って本気の間違いに気付いた。

「いぬるんか?」とおばあちゃんの声が聞こえたら夏の終わり。